車内クリーニング用の洗剤について！概要や種類を詳しく解説！

1. 車内用洗剤とは？

車内用の洗剤は、車内の掃除に特化した洗剤です。さまざまなメーカーの研究によって作られた洗剤で、用途や場所ごとに適した洗剤が作られています。ここでは、車内用の洗剤を使用するメリットについて解説していきます。

1-1. 車内のパーツにやさしい成分

車内用洗剤は、車の内部にやさしい成分を使って作られています。車内で使われている素材はさまざまです。たとえば、シートは本革性のものや布製のもの、それらを組み合わせて作られていることも多くなっています。相性の悪い洗剤を使ってしまうと、色落ちや剥がれ、シミの原因となってしまうこともあります。金属のパーツの場合は、サビの原因となってしまい、最悪の場合は故障につながるケースも考えられます。そのため、車内の素材に適した車内用洗剤の使用をおすすめします。

1-2. においの除去

車内に汚れがたまると、嫌なにおいがしてくる場合があります。多くの場合は、エアコンが原因です。車内は閉鎖された空間のため、乗車している人たちがみんな不快に感じてしまうことになります。夏場は窓を開けることで対応できますが、冬場はそうはいきません。

また、最近では車内用の芳香剤やアロマディフューザーなど、においを軽減するアイテムが登場しています。しかし、根本的な原因の解決には掃除が必須です。その点、車内用の洗剤には、においの除去に特化した種類のものもあるため、定期的なメンテナンスを行うことで、車内の快適性を維持できます。

1-3. 家庭用の洗剤は使っていいの？

洗濯用や食器用の洗剤を使って、車内を清掃することは可能です。ただし、車種や素材にもよりますが、用途を正しく使わないと、悪影響を及ぼす場合もあります。そのため、不安な要素がある場合は、使用を控えるか専門の業者などに問い合わせることをおすすめします。

2. 洗剤の種類について

ここからは、用途や場所別の洗剤の種類についてご紹介していきます。さまざまな種類があるため、いくつかに絞って紹介します。

2-1. シート用洗剤

車の中で、一番汚れが気になるのがシートです。食べ物や飲み物をこぼしてしまったり、雨や雪がシートに染み込みシミになったりとさまざまな要因で汚れてしまいます。シート用の洗剤は、液体状のスプレータイプの洗剤のほかにも、こすって汚れを落とすタイプのクリーナーもあります。また、素材ごとに用意されていることがほとんどのため、シート以外の部分に使用できます。

2-2. ガラスクリーナー

窓ガラスは、視認性に関わるため、事故を防ぐためにもきれいにしておく必要があります。ガラスクリーナーには、液体状のスプレータイプのものと、シートタイプのものがあります。車内で使用する場合は、シートタイプのものがおすすめです。薬剤が含まれていて、拭き上げることで掃除が完了するシートタイプは、短い時間で窓ガラスをきれいにできます。商品によっては、ハンドルやダッシュボートにも使えるため、出先で汚れが気になったタイミングで運転席回りを掃除できます。

2-3. 消臭剤

社内専用の消臭剤は、置くだけのタイプからエアコンに取り付けるタイプ、スチームを発して隅々まできれいにするタイプのものがあります。スチームタイプのものは、においを除去するだけではなく、カビの除去や防止、除菌や雑菌の繁殖まで防げます。常に設置する上で、定期的にスチームタイプを使用するなど、目的別に使うことをおすすめします。

2-4. 保護剤

プラスチックやゴム、合成皮革の場合、保護剤の使用をおすすめします。保護剤は、汚れを落とした上で、保護してくれる洗剤です。つやや光沢を出すことで、見た目をきれいにし、紫外線による色あせやひび割れを防ぐ役割を担います。ダッシュボードなど、とくに日当たりがいい部分に使用することで、車の寿命を長持ちさせてくれます。

3. まとめ